体幹の自主トレ、支える面積が減る順に並びます
公開 2026-08-24|作業療法士・トロル
この記事でわかること
- 並び方は姿勢の高さではなく、体を支えている面積で決まります
- プランクは膝をついた形から10〜15秒。時間を伸ばすよりフォームが優先です
- 崩れ方は2つ。お尻が上がるか腰が反るかなので、良い例・悪い例の1枚が効きます
- 四つん這いが取れない方は、座位の2種目だけで組む選び方もできます
体幹トレーニングと聞くと、プランクを思い浮かべる方が多いと思います。 でも高齢の方にいきなりプランクは渡せません。
素材を難易度の順に並べたら、プランクの手前に3つの段がありました。 支える面積で並んでいます。
支える面積が減るほど、難しくなります
いちばん安定しているのが座位です。お尻と足で体を支えています。 座位での体側倒しは10秒×3セット、体幹回旋は腕を広げて左右に捻ります。
次が四つん這い。両手と両膝の4点で支えます。 パピーポジションは、そこから手を前に滑らせて胸を床に近づける形です。15〜30秒。
四つん這いのまま手や足を上げると、支える点が減ります。 ダイアゴナルは対角の手と足を伸ばすので、支えは2点だけになります。
ダイアゴナルは分けて始められます
プランクは「膝をついて」から始めます
プランクにも入門の形があります。膝をついてプランクです。 肘と膝を床につけ、頭から膝まで一直線を保ちます。
保持は10〜15秒から。そしてここが大事なのですが、 フォームが崩れたら終了する、と説明に書かれています。
★時間を伸ばすことより、崩れないことのほうが優先されるわけです。 「あと5秒がんばって」と言いたくなる場面ですが、そこは我慢どころです。
- 膝をついてプランク:10〜15秒から。難易度はプランクの入門レベルとされています
- プランク:中級。上肢と体幹の筋力がある程度ある方向けです
- 手をついてプランク:中級〜上級。肘つきより上肢への負荷が高くなります
フォームは、言葉より絵のほうが早いです
体幹の運動は、自分の姿勢が自分では見えません。 言葉だけで説明しても、家に帰るころには崩れているでしょう。
素材庫には「プランクの良い例・悪い例」を並べた1枚があります。 描かれているのは、お尻が上がった状態と、腰が反った状態の2つです。
崩れ方は、だいたいこの2つに集まります。 だから紙を渡すときは、この1枚も一緒にしておきたいところです。
四つん這いが取れないなら、別の入口を探します
体幹のイラストは体幹の自主トレのカテゴリにまとめてあります。この記事で出てきたものは下に並べました。
おわりに
体幹トレーニングは、種目名で選ぶと難しさが見えません。 プランクという名前ひとつに、膝つきから手つきまで3段階あります。
支える面積で並べ直すと、その方がいまどこにいるかが分かります。 座位で崩れるなら、四つん這いはまだ早い。それだけの話でした。
この記事に出てくるイラスト
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この記事は、施設内の勉強会・研修づくりの進め方について、作業療法士としての経験をもとに整理したものです。法定研修の要件を満たすことを保証するものではありません。実施が必要な研修の種類・回数・内容は、指定基準や自治体の通知を確認してください。また、掲載内容は医療行為の代替となるものではありません。
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