再入所時栄養連携加算200単位は、入院して戻った人に1回だけ
公開 2026-10-16|作業療法士・トロル
この記事でわかること
- 再入所時栄養連携加算は200単位で、入所者1人につき1回が限度です
- 退所して病院又は診療所に入院し、退院後直ちに再度その老健に入所する(二次入所)ことが条件です
- 再入所する際に、入院先の医師が特別食又は嚥下調整食の必要性を認めた方であることも要件です
- 老健の管理栄養士が入院先を訪問して指導やカンファレンスに同席し、栄養ケア計画を策定するまでが要件です
再入所時栄養連携加算は200単位です。老健の加算としては大きいほうですが、 ★入所者1人につき1回が限度でした。
しかも、いつでも算定できるわけではありません。 この加算が動くのは、いったん出ていった人が戻ってきたときだけです。
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この加算が動くのは、戻ってきたときだけです
要件はこう書かれています。老健に入所している者が退所し、病院又は診療所に入院した後、 退院して再度その老健に入所すること。
★同じ老健に戻ってくることまでが条件でした。 入院したあと別の施設へ移った場合は、この加算の話ではなくなります。
通知では、退院後、直ちに再度その施設に入所した場合とされ、二次入所と呼ばれています。 間を空けずに戻ってくることが前提の書き方です。
そしてもう1つ。再入所する際に、その方が特別食等を必要とする者であること。 通知では、入院先の医師が特別食又は嚥下調整食を提供する必要性を認めた場合とされています。 ★入院前と状態が変わって戻ってきた、という場面を想定した加算だと読めます。
特別食の中身は、療養食加算とは並びが違います
つなぐのは管理栄養士どうしです
要件の中心は連携です。老健の管理栄養士が、入院していた病院又は診療所の管理栄養士と連携し、 その入所者に関する栄養ケア計画を策定すること。
★情報をもらうところで終わりません。計画にするところまでが書かれています。 入院中に何をどう食べていたかを、戻ってからの計画に載せ替える作業でした。
連携の形も、通知に書かれています。 老健の管理栄養士が入院先を訪問して、栄養に関する指導又はカンファレンスに同席すること。 ★同席はテレビ電話装置等を使ってもよいとされています。
- 相手は、入院していた病院又は診療所の管理栄養士です
- 作るのは、その入所者に関する栄養ケア計画です
- 二次入所後に、その栄養ケア計画について入所者又は家族の同意が得られた場合に算定します
- 算定は入所者1人につき1回が限度です
算定できない場合が決められています
おわりに
入院して、戻ってくる。老健で働いていると珍しくない流れです。 ★その一周に、200単位という値段が付いていました。
リハビリの側から見ると、戻ってきた方の状態が変わっているのはよくあることでしょう。 食べ方が変わっていれば、離床や姿勢の組み立ても変わってきます。
★管理栄養士どうしがつないだ情報は、そのまま僕たちの計画にも効いてくるはずです。 栄養と口腔の情報連携がどう決まっているかは渡す相手が決まっている記事にまとめました。
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この記事は、厚生労働省の告示・通知・疑義解釈をもとに、リハビリ専門職の自己点検用に整理したものです。個別ケースの算定可否を判断するものではありません。実際の請求にあたっては原本を確認し、判断に迷う場合は保険者・地方厚生局への確認を優先してください。また、掲載内容は医療行為の代替となるものではありません。