介護保険加算一次資料確認済

認知症チームケア推進加算の算定要件・単位数

分野
老健・入所リハ
対象:
介護保険 令和8年度(2026年度)
内容の確認日(一次資料):
2026-07-09
最新の月次点検:
2026-09-02変更まとめ
対象制度・改定の範囲

介護保険:令和6年度介護報酬改定(2024-06施行)+令和8年度期中改定(介護職員等処遇改善加算の拡充・2026-06施行)。次回全面改定は2027年度

改定・疑義解釈を毎月点検しています。新しい資料がこの項目に影響したときだけ内容を確かめ直し、確認日を更新します。

単位数・点数

認知症チームケア推進加算(Ⅰ)/1月につき
150単位

認知症専門ケア加算を算定している場合は算定不可。

認知症チームケア推進加算(Ⅱ)/1月につき
120単位

(Ⅰ)より配置要件が一部緩和。認知症専門ケア加算を算定している場合は算定不可。

算定要件

  1. 別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして、電子情報処理組織を使用する方法により都道府県知事へ届出を行った介護老人保健施設が、別に厚生労働大臣が定める者に対し認知症の行動・心理症状の予防及び出現時の早期対応(予防等)に資するチームケアを行うこと。
  2. 認知症チームケア推進加算(Ⅰ):入所者の総数のうち、周囲の者による日常生活に対する注意を必要とする認知症の者(対象者)の占める割合が2分の1以上であること。
  3. 認知症チームケア推進加算(Ⅰ):予防等に資する認知症介護の指導に係る専門的な研修、又は認知症介護に係る専門的な研修及び予防等に資するケアプログラムを含んだ研修を修了している者を1名以上配置し、複数人の介護職員から成る認知症の行動・心理症状に対応するチームを組んでいること。
  4. 対象者に対し、個別に認知症の行動・心理症状の評価を計画的に行い、評価に基づく値を測定し、予防等に資するチームケアを実施していること。
  5. 予防等に資する認知症ケアについて、カンファレンスの開催、計画の作成、行動・心理症状の有無及び程度についての定期的な評価、ケアの振り返り、計画の見直し等を行っていること。
  6. 認知症チームケア推進加算(Ⅱ):(Ⅰ)の対象者割合・評価・カンファレンス等の基準に適合したうえで、予防等に資する認知症介護に係る専門的な研修を修了している者を1名以上配置し、複数人の介護職員から成るチームを組んでいること。
  7. 認知症専門ケア加算を算定している場合は、認知症チームケア推進加算は算定しないこと(いずれか一方のみ)。

ここから下は、算定したあとの記録と自己点検の目安です。事業所内の自己点検用に整理したもので、実地指導等での判断を保証するものではありません。

記録に残すこと

  • 認知症チームケア推進加算の届出資料。
  • 対象者(周囲の者による日常生活に対する注意を必要とする認知症の者)の判定・人数の記録。
  • 専門的研修の修了証、チーム編成(複数人の介護職員)の確認資料。
  • 対象者ごとの行動・心理症状の個別評価・測定記録。
  • カンファレンスの開催記録、計画の作成・見直し記録。
  • 認知症専門ケア加算との重複算定がないことの確認記録。

自己点検で見るポイント

  • 対象者の割合(入所者総数の2分の1以上)を定期的に確認・記録しているか。
  • 配置すべき研修修了者の要件((Ⅰ)(Ⅱ)で異なる研修種別)を満たしているか。
  • 個別の行動・心理症状評価とカンファレンス・計画見直しのサイクルが記録で追えるか。
  • 認知症専門ケア加算と同時算定していないか。

つまずきやすい点

  • 認知症専門ケア加算とは対象者の定義が異なる(専門ケア加算は「日常生活に支障を来すおそれのある症状又は行動」、チームケア推進加算は「周囲の者による日常生活に対する注意を必要とする」)。混同しやすい。
  • 1月につきの算定(専門ケア加算は1日につき)。単位の計算単位を取り違えないこと。
  • (Ⅰ)(Ⅱ)で必要な研修の種別が異なる((Ⅰ)は予防等の指導研修またはケアプログラム含む研修、(Ⅱ)は予防等に資する専門的研修)。

この項目が関わる併算定・前提加算の規定が1件あります。一緒に算定している加算と組み合わせて確認できます。

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根拠資料

情報の作成・確認について

作成・公開責任:作業療法士が運営する自主トレ素材庫。厚生労働省等の一次資料を基準に整理し、資料リンクと、この項目の内容を一次資料で確認した日(2026-07-09)を掲載しています。掲載内容はこの時点のものであり、制度改正・疑義解釈の発出・告示の訂正等により変更されることがあります。改定・疑義解釈の新規発出は毎月点検しています(最新の点検:2026-09-02)。

このページは厚生労働省の告示・通知・疑義解釈をもとに、リハビリ専門職の自己点検用に整理したものです。正確性には最大限配慮していますが、内容を保証するものではありません。実際の算定・請求にあたっては必ず原本(告示・通知)を確認し、判断に迷う場合は保険者・地方厚生局にお問い合わせください。

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