自主トレチェック表、欄は5つで足ります
公開 2026-08-16|作業療法士・トロル
この記事でわかること
- 欄は5つ。本人が書くのは日付・できた印・ひとことの3つだけです
- 5つ目は渡す側の欄です。「次に会うときに見るところ」を1行だけ書いておきます
- 書かれなくなる癖は3つ。欄が多い、期間が長い、回数を書かせる
自主トレのチェック表は、作り込むほど書かれなくなります。 欄を増やすと、記入そのものが仕事になってしまうからです。
何度か作り直して、いまは5つの欄に落ち着きました。 そのうちひとつは、本人ではなくこちらが使う欄です。
欄は5つで足ります
本人が書くのは4つだけです。日付、できた印、ひとこと。やることの欄は、こちらが先に埋めておきます。
「ひとこと」は自由記述で、書かなくてもいい欄という扱いです。 空欄が続いても表としては成立するので、そこで止まらずに済みます。
5つ目は、こちらのための欄です
書かれなくなる表の癖
いちばん多いのが欄の多さです。評価に使えそうな項目を並べたくなりますが、 書く側からすると「どれを埋めればいいのか」が増えるだけになります。
期間も短くします。1か月ぶんを1枚にすると、途中で数日空いたときに戻ってきにくくなる。 次に会う日までで区切っておくと、区切りごとにリセットできます。
- 回数の記入はやめて、やったかどうかの印だけにします
- 細かく知りたいことは、次に会ったときに口で聞けば足ります
そもそも何を3つに絞るかは自主トレの渡し方の記事に書きました。この記事は、決めたあとの表の作り方の話です。
絵を入れる場所は、やることの欄です
文字だけの表だと、種目名を読んでも動きが浮かびません。 やることの欄に小さくイラストを置くと、表を見ただけで思い出せます。
下に並べているのは、座ったままできる種目のイラストです。 自宅で自分だけでやってもらう前提なら、この範囲から選ぶと安全に組めます。
おわりに
チェック表は、評価のための記録ではありません。続けるための道具です。 だから記入が負担になった時点で、目的から外れます。
欄は5つ。期間は次に会う日まで。回数ではなく印。 この3つを守るだけで、返ってくる率がだいぶ変わりました。
この記事に出てくるイラスト
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この記事は、施設内の勉強会・研修づくりの進め方について、作業療法士としての経験をもとに整理したものです。法定研修の要件を満たすことを保証するものではありません。実施が必要な研修の種類・回数・内容は、指定基準や自治体の通知を確認してください。また、掲載内容は医療行為の代替となるものではありません。





