「併算定できない」にも、4つの型があります
公開 2026-08-30|作業療法士・トロル
この記事でわかること
- 加算どうしの関係は4つの型に分かれ、全部で65件あります
- 本当の併算定不可は15件だけで、残り50件は別の性質の関係です
- いちばん多いのは区分の選択制38件で、どちらか片方は必ず取れます
- 老健19・通所リハ19・通所介護14で8割を占め、急性期は0件です
「それ、一緒には取れないよ」。 先輩にそう言われて、そのまま覚えてしまったことはないでしょうか。
でも「一緒に取れない」で片づけると、取りこぼします。 ★加算どうしの関係は、4つの型に分かれていました。
4つの型があります
報酬チェックには、項目どうしの関係が65件ぶん整理してあります。 その中身を数えると、4つの型になりました。
- 併算定できない(15件):同時には算定できない組み合わせです
- 条件つき(9件):条件を満たすときだけ、一緒に算定できます
- 区分の選択制(38件):いくつかの区分から、どれか1つだけを選びます
- 前提になる加算(3件):先に別の加算の届出や算定がないと取れません
★注目したいのは、いちばん多いのが3つ目だという点です。 65件のうち38件、6割近くが区分の選択制でした。
「取れない」ではなく「選ぶ」ほうが多い
分野によって、件数がまるで違います
65件は8分野に散らばっていますが、寄り方がはっきりしています。 老健と通所リハが19件ずつ、通所介護が14件。
★この3分野だけで52件、8割になります。 加算の数が多い分野ほど、組み合わせの規定も増えるということでしょう。
逆に急性期一般病棟は0件でした。 組み合わせの規定そのものが、収録されていません。
0件は「気にしなくていい」ではありません
おわりに
「一緒に取れない」は、4つのうちの1つでしかありませんでした。 15件だけが本当の併算定不可で、残り50件は別の話です。
★とくに区分の選択制は「どれを選ぶか」の問題です。 取れないのではなく、選び方を決める場面だと分かれば、見方が変わります。
どの加算とどの加算が、という具体の組み合わせは加算の組み合わせチェックで確認できます。全体像のほうは148項目は4種類しかない話にまとめました。
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単位数・算定要件・根拠資料はこちらで確認できます
この記事は、報酬に関する資料の種類や探し方を、実際に毎月点検している立場から整理したものです。制度の解釈を示すものではなく、個別ケースの算定可否を判断するものでもありません。資料の構成や公開場所は変更されることがあります。実際の請求にあたっては原本を確認し、判断に迷う場合は保険者・地方厚生局への確認を優先してください。
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