改定の最新情報は、どこを見れば足りるのか
公開 2026-08-12|作業療法士・トロル
この記事でわかること
- 定期的に見る入口は3つです。前回の全面改定、期中の改定、今年度の診療報酬改定です
- 改定が終わったあとも、そのページにQ&Aは追加され続けます。見るのをやめないところです
- 前回の確認日を控えて、それ以降に出たものだけ拾う。何も出ていない月は5分で終わります
報酬の情報を追いかけようとすると、量に圧倒されます。 厚労省のサイトは階層が深く、どこが本体でどこが枝葉なのか分かりにくい作りです。
実際には、定期的に見るべき入口は多くありません。 僕は毎月、3つのページだけを見て済ませています。
見に行く入口は3つです
- 令和6年度介護報酬改定:前回の全面改定。Q&Aが不定期に積み上がっていきます
- 令和8年度介護報酬改定(期中改定):全面改定の間の年に行われる変更が置かれます
- 令和8年度診療報酬改定:疑義解釈と官報訂正が続けて出ます
なぜ「前回の全面改定」のページも見るのか
介護と医療で、周期も置き場所も違います
介護報酬は3年ごとの全面改定です。当サイトで扱っている介護保険の分野は、 いずれも次の全面改定が2027年度になります。
診療報酬は別の周期で動いていて、資料の置き場所も違います。 この2つを一緒に追おうとすると混乱するので、自分の仕事に関係あるのがどちらかを先に決めるほうが早いです。
ディレクトリ番号も違います
毎月やることは、たった1つです
手順は単純です。前回いつ見たかを控えておいて、それ以降に出たものだけ拾う。これだけです。
- 13つのポータルを開く
- 2前回の確認日より後に出た資料があるかを見る
- 3あれば中身を開いて、自分の分野に該当するか確かめる
- 4該当したら手元の資料を直し、確認した日を残す
何も出ていない月は、5分で終わります。 出ている月でも、該当するのはたいてい1つか2つです。
「見ていない」と「見て変わらなかった」は別です
続けるうえで効くのが、確認した日を残すことです。 日付が残っていないと、しばらく経ってから「これ最後に見たのはいつだろう」と分からなくなります。
変更がなかった月も記録しておく。 そうすると、次に見るときの起点がはっきりします。
このサイトでは、点検した結果を毎月改定ウォッチとして残しています。変更がなかった分野も書いているのは、この理由からです。
おわりに
改定情報を追うのは、量が多くて大変そうに見えます。 でも、入口を3つに絞って、前回からの差分だけ見る形にすると、月に一度の短い作業になります。
大変なのは追いかけることではなく、追いかけていない期間が長くなることです。 間隔が空くほど、遡る量が増えていきます。
この記事は、報酬に関する資料の種類や探し方を、実際に毎月点検している立場から整理したものです。制度の解釈を示すものではなく、個別ケースの算定可否を判断するものでもありません。資料の構成や公開場所は変更されることがあります。実際の請求にあたっては原本を確認し、判断に迷う場合は保険者・地方厚生局への確認を優先してください。